久喜市合併10周年記念号
更新日:2020年3月19日
問い合わせ先:企画政策課企画政策係
久喜市合併10周年記念号の発行について
令和2年3月8日(日曜日)に開催を予定しておりました久喜市合併10周年記念式典については、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、やむを得ず中止とさせていただきました。
式典で予定しておりました一部の内容(名誉市民の称号贈呈、健幸(けんこう)・スポーツ都市宣言等)をお知らせするため、「久喜市合併10周年記念号」を発行しました。
市長あいさつ 久喜市長 梅田修一
久喜市は、平成22年3月23日に旧久喜市、菖蒲町、栗橋町及び鷲宮町の合併により誕生し、このたび、記念すべき10周年の節目を迎えることができました。
これもひとえに、市民の皆様をはじめ、関係各位の並々ならぬお力添えの賜物であると心から敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
これまでの歩みを振り返りますと、合併後、本市は市民の皆様と共に、各地区それぞれの歴史や文化、伝統を大切にしながら、地域特性を生かした一体的なまちづくりを進めてまいりました。
このような中、平成27年にはJR宇都宮線の上野東京ラインが開業するとともに、圏央道が埼玉県内において全線開通し、交通利便性が飛躍的に向上いたしました。本市では、こうした環境を最大限に生かし、住民や企業ニーズに対応した都市環境整備などを進めているところです。
平成30年にはごみ処理施設及び(仮称)本多静六記念 市民の森・緑の公園用地における盛土工事、令和元年には埼玉県一おいしい学校給食を目指して、給食センターの建設に着手するなど、「ずっと久喜市に住み続けたい」と思っていただける、魅力のあるまちづくりの実現に向けた取り組みを進めております。
さて、令和2年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が56年ぶりに日本で開催される記念すべき年であり、7月8日には久喜市に聖火がやってまいります。私は、この大会を契機といたしまして、市民の皆様にスポーツや運動への関心を高めていただきたいと考えております。
また、「健幸(けんこう)・スポーツ都市」を宣言し、あらゆる世代の市民の皆様にスポーツや運動に親しみを持っていただき、健康でご活躍いただけますよう、より一層のスポーツ振興に努めてまいります。
私は、未来の久喜市も多くの人で賑わう、埼玉県東北部の中心都市として更なる飛躍を遂げますよう、市民の皆様と共に、「久喜市をもっと良くする」という強い意志を持ち、全身全霊で市政運営に取り組んでまいります。皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
ごあいさつ 久喜市議会議長 上條哲弘
久喜市が合併10周年を迎えましたことに対し、市議会を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。
本市は、平成22年3月23日に旧久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の1市3町で合併し、新たな歴史を刻んでまいりました。
先人達が積み上げてきた、豊かな歴史を持つ4つの市町が合併し、それぞれの良さを生かし、課題を乗り越えながら、今日を迎えることができました。
これもひとえに国、県、近隣の自治体を始め、関係機関の皆様の格別のご指導と市民の皆様のお力添えの賜物とここに改めて心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。
この10年を振り返りますと、本市は、地域の将来を見据え、行財政基盤を強化し、行政サービスの向上とあらゆる世代が「ずっと久喜市に住み続けたい」と思えるような、魅力あるまちづくりを目指してまいりました。
市議会といたしましても、開かれた議会を目指し、本会議のインターネット中継による動画配信やタブレットの導入などによるICT化を推進してまいりました。また、議員定数についても、合併時の34名から27名に削減するなど、議会改革を積極的に進めてまいりました。
私は、この10年の間、あらゆる場面で、市民の皆様の市に対する期待の大きさを実感してまいりました。これまでの成果と課題を十分に踏まえ、これからのまちづくりを進めていくことが最も大切であると、私自身、強く感じているところでございます。
私ども市議会といたしましては、そうした市民の皆様の大きな期待を重く受け止め、地域の特性や個性を最大限に生かしながら、本市が、活力に満ちた県東北部の中心都市として、さらに発展できるよう努力を重ねるとともに、公平公正な議会運営を進めてまいる所存でございますので、今後もより一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
結びに、合併10周年を迎えた久喜市の更なる発展と、市民の皆様のご多幸、ご健勝を祈念いたしまして、挨拶とさせていただきます。
久喜市合併10周年を祝して 埼玉県知事 大野 元裕
このたび、久喜市が合併10周年を迎えられましたことを心からお喜び申し上げます。
これもひとえに、市民の皆様が合併当時の熱い思いを持ち続け、地域の発展のためにたゆまぬ努力を重ねてこられた賜物と深く敬意を表します。
江戸時代から続く提燈祭りなど多くの歴史・文化が伝承されている旧久喜市、いちごや梨の出荷量が県内トップクラスであり、日本の公園の父といわれる本多静六博士を生んだ旧菖蒲町、日光街道の宿場町として栄え、静御前が植えた1本の桜をその名の由来とする静桜が咲き誇る旧栗橋町、さらには町の中央を流れる葛西用水路の両岸10キロメートルにわたる「コスモスふれあいロード」が圧巻の旧鷲宮町。
これら旧1市3町が、合併という大事業を成し遂げられ、それぞれの特色を生かしながら一体感の醸成を図ってこられました。
現在、久喜市では、梅田修一市長のリーダーシップの下、「久喜市総合振興計画」に基づき、未来を見据え、全ての世代が「ずっと久喜市に住み続けたい」と思えるまちづくりに、市民と行政が一体となって「オール久喜」の体制で取り組んでおられます。
また、平成27年度には県内の圏央道が全線開通したことで、久喜市は東西を結ぶ広域的な物流・交通の拠点として重要性が更に増しております。
さらには、聖地巡礼としてアニメ「らき☆すた」の舞台となった関東最古の大社である鷲宮神社は多くのファンが訪れ、2020年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の1つに3年連続で認定されるなど、久喜市は国内外から注目を集めています。
急速な少子高齢化の進行や人口減少社会の到来など、本県は時代の大きな転換点を迎えようとしています。
その中で大きなポテンシャルを持つ久喜市が県東北部の拠点都市として強みを発揮するとともに、郷土への愛着と誇りを次世代に引き継いでいただくことを心から御期待申し上げます。
結びに、この記念すべき合併10周年を機に久喜市がますます発展されることを祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
「健幸(けんこう)・スポーツ都市」宣言
市では、スポーツや運動等を通じて誰もが心身ともに健康となり、躍動する活気あふれるまちを目指すため、「健幸(けんこう)・スポーツ都市」を宣言しました。
名誉市民の称号贈呈
令和2年3月8日(日曜日)に久喜市名誉市民称号贈呈式が挙行され、田中暄二(たなかけんじ)氏に名誉市民の称号が久喜市長から授与されました。
ごあいさつ
この度、久喜市名誉市民の称号を受賞することになり身に余る光栄でございます。顧みますと合併前の久喜市長に平成9年9月に就任して以来約20年7か月間ひたすら愛する久喜市の輝かしい発展と市民福祉の向上を願い全力で市政運営に取り組みました。この間久喜市も大きく変貌を遂げました。道路・下水道整備、子育て支援、地域医療、高齢者対策、教育環境の向上等市民生活の利便性の充実等に繋がり、埼玉県を代表する自治体に成長したと評価を頂くに至りました。平成の大合併に当たっては少子高齢社会に対応すべく高次都市を何としても作ろうと周辺の市長町長等と時には時間を忘れ、時には甲論乙駁の激しい議論の中から新しい久喜市が誕生いたしました。合併が決定したあの時、あの感激は終生忘れることができません。
今回の栄誉は、偏に30余年間の私の地方自治活動を支えて頂いた皆様、協働の街づくりを共に実践して下さった市民各位のご指導、ご協力の賜物でございます。この場をお借りして深甚なる感謝と御礼を申し上げます。
都市は生き物であります。我が国の人口減少が続く中、揺れ動く国際情勢の中で久喜市はこれからも名誉ある地位を確保していかねばなりません。私は誠に微力ではありますが、今後ともその為の努力を尽くす覚悟でございます。市民の皆さまのご健勝にてのご確約をお祈り申し上げ御礼のご挨拶とさせて頂きます。
ありがとうございました。 田中暄二
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