久喜市環境基本条例について
更新日:2015年1月15日
平成25年1月1日、久喜市環境基本条例が施行されました!
現在の環境問題は、社会経済活動の多様化やライフスタイルの変化などを背景として、あらゆる面で環境への負荷が増大していることが大きな要因とされ、全ての人々に関わる問題となっています。
そこで市民や事業者のみなさんに、これらの問題を身近な問題として認識していただくとともに、市と一緒に環境への負荷の低減に努めていただくため、「久喜市環境基本条例」を施行しました。
久喜市環境基本条例とは・・・
久喜市環境基本条例とは、環境の保全及び創造について、根本となる考え方を定め、市、市民及び事業者の役割、それぞれの取り組みの基本的な事項を定めるものです。
条例の目的
今日の環境問題は、市と市民及び事業者のみなさんが、一緒に環境を保全し、創造することに取り組まなければ、解決することができません。
この条例は、そのための仕組みを明らかにすることが目的です。
条例の定義
条例の中には、3つの定義を定めています。
- 環境への負荷 …人の活動により、環境に加えられる影響のこと。
- 公害 …大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下及び悪臭によって、人の健康などに被害が生ずること。
- 循環型社会 …自然の物質循環を損なうことなく持続的に発展することができる社会。
「環境の保全及び創造」についての3つの基本となる考え方
- 市民が健康で文化的な生活を営むために、良好な環境を確保し、将来の世代へ引き継いでいくことを目的として推進されなければなりません。
- すべての人々の協働により環境負荷を低減し、持続的な発展が可能な循環型社会の構築を目指して推進されなければなりません。
- 地域環境が地球全体の環境と密接に関わっていることから、国際的な認識や協力のもとに推進されなければなりません。
市・市民・事業者の役割
市の役割
- 環境の保全及び創造に関する基本的かつ総合的な計画を策定し、実施します。
市民の役割
- 環境の保全及び創造を図るため、日常生活において環境負荷の低減に努めます。
- 市の環境の保全及び創造に関する施策の推進に積極的に参画し、協力します。
事業者の役割
- 全ての事業活動に伴って生ずる公害を防止し、必要な措置を講じます。
市の具体的な取り組みは・・・
環境基本計画の策定
- 環境の保全及び創造に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するための「環境基本計画」を策定しました。
環境の保全及び創造に関する施策の実施
- 環境の保全及び創造に関する施策を実施するとともに、市民及び事業者のみなさんに、環境問題に対する理解と認識が深められるように努めます。
環境監査委員会の設置
- 環境の保全及び創造に関する施策の、適正な推進を確保するための機関として、久喜市環境監査委員会を設置し、環境監査などを実施します。
報告書の作成
- 毎年、環境の状況並びに環境の保全及び創造に関して講じた施策に関する報告書を作成し、これを公表します。
法律と県条例との関連、及び市の具体的な条例との体系図
法律と県条例との関連、及び市の具体的な条例との体系図(PDF:45KB)
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このページに関するお問い合わせ
環境経済部 環境課
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111 Eメール:[email protected]
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