小林の水ささら
更新日:2024年6月17日
問い合わせ先:文化振興課文化財・歴史資料係
小林の水ささら(おばやしのみずささら)
小林神社の水ささらは、江戸時代から続く獅子舞です。安政6年(1859)の大水害の際に流れ着いた三頭の獅子頭を納めた箱を近くの妙福寺に納め、後に妙福寺三十番神堂の前で獅子舞が行われるようになったと伝えられています。
かつては、法眼・中獅子・女獅子による舞と、附属芸能として居合抜き・棒術が行われていましたが、戦後になり一時中断しました。
平成元年(1989)に地元有志によって水ささらは部分的に復興し、現在は地元の小林小学校の児童も交えて、郷土の伝統芸能の保存と継承に取り組んでいます。
現在は小林神社で行われており、笹掛りの舞いのほかに、附属芸能の居合いも行われます。
小林の水ささら
『広報くき』連載「久喜歴史だより」
第42回 春を告げる 小林神社(おばやしじんじゃ)の水ささら
参考文献
- 埼玉県教育委員会 1970年 『埼玉の獅子舞』
- 久喜市教育委員会 2017年 「久喜市の獅子舞」獅子舞リーフレット
- 久喜市立郷土資料館 2018年 『祈りと願い 彩る獅子-久喜市の獅子舞展-』
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